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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑰トロンパス(5392M)を越えてムクチナート(3690M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月29日(火) ムクチナートへ
今日は2回目の山場、トロンパス越えだ。ラルキャ・ラより標高は250M余高い。高度順応には慣れているので問題ないだろう。どこでもパス越えは上昇気流による吹き上げる強風を避けなければならない。当然フェディからの出発はそれを避けるために4時半には出発だ。
月明かりもないので、真っ暗ななかをライト頼りにパスを目指す。ライトが点々としていることからすでに多くのトレッカーが九十九折のトレイルを登っているのが分かる。我々も続く。スタートから急登だ。冷気が身体を襲う。いつも同じ現象が起きるので極寒用のグローブを買ってきたのに指先が痛む。早く陽が射して欲しい。

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後ろを振り返ると稜線越えに太陽の陽が射して白み始めた。
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スタート後のきつい登り(1KM,320Mの標高差)1時間弱歩いただろうか一段落したところにバッティーがある。チャを飲んでここで一息入れる。こんなにいたのかというトレッカーが休憩していた。ここから先はなだらかな登りになる。
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8時前にはトロンパス(5392M)に着く。なだらかな登りとはいえ息は上がる。すでに谷底からの強風が吹き荒れてきた。タルチョーのはためくパスではトレッカー達が記念写真を撮りあっていた。ガイドから掘っ立て小屋のバッティーにとりあえず入りましょう、との声で避難する。狭い小屋には大勢のトレッカーが寒さをしのぎ、温かい飲み物で身体を温めていた。どうにか譲り合ってもらって座るスペースを確保する。チャを一気に飲み干しながら、パスに着いた喜びと安堵を実感。
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パスは前にも後ろにもなだらかな傾斜になっていて、左右に見える山も見応えのあるものではない。
数年前にトロンパスで多くの犠牲者が出たが、天候の変化でこのような穏やかな場所でも地獄になるということだ。肝に銘じておかないといけないことだ。
8時にはパスを離れてムクティナートを目指す。最初はなだらかな下り。
稜線越えにダウラギリが覗く。
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しばらく下ると前方に大好きなダウラギリの山容が視界に入る。
いつ見ても美しい山だ。ヒマラヤにある8000M級の山で際だって目立つ山の一つ。
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5.5KMの距離、900M高度差を下るとロッジがあった。以前には無かった小屋だ。ここまで下るとしばらく歩けばラーニポア(ムクチナート)のガオンが視界に入るはず。
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山容が殺伐としたチベット風の景観になる。ダウラギリの山容も近づき迫力を増してきた。
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実はムクチナートは寺院のことを指す。ガオンはそこから下った先にあり、ラーニポアと呼ばれている。ムクチナートとラーニポアのガオンが視界に入る。
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ムクチナートの横を下る。寺院はヒンズー教と仏教の聖地としてネパール国内ばかりかインドからも巡礼者が訪れる高名な寺院。院内に両宗教のエリアが共存している。私は以前に訪れたので立ち寄らずに通過。
1時過ぎにはガオンの中心地にあるロッジに入る。目の前にはゴンパがある。町中がチベット仏教の世界だ。
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天候に恵まれて、ダウラギリが少しずつ金色色に染まり始めた。
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静かに穏やかな夕闇が迫る。
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今日の累積上昇高度は983M、累積下降高度は1509Mだった。

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