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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑱エピローグ [マナスル・ティリチョレイク]

エピローグ 20161130~
ラーニポアからは車で下山できるようになった。以前と言っても10数年前のことになるが、ここからジョムソンまでと言うかベニまで歩いたところだ。長い長いトレッキングだった。今回は実質的にトレッキングは終わりに等しい。下山は明日なので一日、当地でゆっくりになる。
ここからのダウラギリはいつ見ても美しいし、時間によって表情を変える。朝太陽の光が中腹から上部に当たって赤く焼けている。
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ロッジの前にゴンパがある。この庭先からのダウラギリが遮るものがなく見事だ。
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ポーター達も一日のんびりなので洗濯に勤しんだり、のんびり昼寝をする者、様様だ。
突然、ロッジの奥にある小屋から読経の声が聞こえてきた。何事かと尋ねると、家内安全を祈願する祭事が催されていた。7,8人のラマが2階に上がり読経する者、ラッパを吹く者、太鼓を叩く者それぞれの分担を果たしている。それが夕方まで続いていた。時々息抜きなのか外に出てくるその姿を見ると信仰篤きラマと言うより、俗人が袈裟をかぶっているという感じ。ラマになる背景には1から入信する者だけでは無く、生活に困って入信する者がいると聞いていたので、日本の禅寺にいる僧をイメージするととんでもない勘違いになる。
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右手の山容はチベットの世界を彷彿させる。
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陽がダウラギリの裏に回り、シルエットになった。
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翌日早朝に町外れにあるターミナルに向かう。ジープをチャーターしてジョムソンに向かう。ところがそのジープが寒すぎてエンジンがかからない、結局別のジープに切り替えて下山する。すでにダウラギリは太陽を思い切って受けて燦々と輝いている。
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ニルギルが逆光ながら雲も無く聳えている。
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ジョムソンでは飛行場前にあるホテルで一泊。ポカラの便は気流が荒れるため午前中しか飛べないためだ。そのホテルが全員と一緒の最後の日になるので恒例のフェアウェルパ-ティーだ。
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翌朝一便でポカラに向かう。まずは1便がポカラから到着するかどうかだ。何度もキャンセルの憂き目にあった便。幸い轟音をとどろかせてカリカンダキの谷を遡上してきた。ラッキー。
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この便の景色の圧巻はダウラギリの真横を通過することだ。アネハヅルと同じ航路を飛ぶ。ダウラギリとニルギルの間で狭隘になるため、気流が加速されてあるいは渦巻いて荒れるので有名だ。
ダウラギリの山容を揺れる飛行機からようやくのことで撮影をした。
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ポカラに着いた。今までとは違った温暖というかちょっと蒸し暑い感じの陽気だ。カトマンドゥより低地でもあるためだ。
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カトマンドゥ、バンコックの復路も天候に恵まれてヒマラヤのレンジが見送ってくれた。エベレスト、ローチェ、マカルーも鮮明に識別できた。
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計画の変更はある意味不可避で、今までもマカルー、カンチェンジュンガに行った時も計画通りに実行できなかった。天候、トレイルの安全確保など、理由は様々だが、今回もランドスライドで変更を余儀なくされた。ただ、天候には恵まれたことは幸いだった。
暴漢にサブガイドが襲われたり、地元の冠婚葬祭に遭遇したり、ネパールを知る機会をもらえたのは僥倖だった。
ヒマラヤも年々歳々よくも悪くも近代化が進行して、道路が奥地まで開発されて自然に親しむ環境が後退してきたこと、他方ではトレッカーが多く入るエリアでは西欧化がますます進んで、食環境が著しく良好になったことだ。以前ならダルバート、ヌードル、チャウメン、モモだったのが今ではイタリアン料理や独料理も多くのロッジで提供されるようになった。そして一番の変化はWIFIの普及で山奥からでも日本と無料で情報交換が出来るようになったことだ。これからどんなスピードで、どんな変化が起きるかちょっと不安になった今回だった。

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