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マナスルそしてティリチョ・レイク プロローグ [マナスル・ティリチョレイク]

マナスル・ティリチョレイクへ

昨年は大震災とインド国境封鎖による混乱で予定したApiを断念してロールワリンに計画変更した経緯もあるので、今年はApiを考えていたが、マナスル・アラウンドに変更することにした。マナスルは2004年アンナプルナ・アラウンドの際にあの稜線を越せばと想像の世界だった。今回はそのマナスルを眼前に迫る眺望を目指すことにした。今冬(11月)はマナスルを周回してマナンからティリチョ・レイク経由してメソカント・パスを越えてジョムソンに至るルートだ。

すでにタイ航空のブッキングも終えて現地との詰めも終わった。11月6日出発でほとんどまるまる一ヶ月間の行程になる。アッパードルパと並ぶ長丁場になりそうだ。

マナスル・アラウンドはエベレストやアンナプルナに比べればトレッカーは少ないルートだ。 マナスルは日本人登山家今西が初登頂したピークで有名なピークだから日本人には馴染みのある山だ。標高8,163Mで第8番目の高峰で、サンスクリット語で精霊の山を意味するとのこと。

近年、ネパールの山岳地帯の開発はスピードアップしている。自動車道の整備が進み、トレッキングに要する日時は短縮できるようになったが、折角の自然豊かなトレイルが少なくなっていくのは寂しい。

マナスルもその例に漏れず自動車で入れる先が奥になっている。 ちょっと古いガイドブックを見るとトリスリ・バザールがスタート地点になっているが、現在はソティコーラまで入れる。4日分が省略されるわけだ。マナスルは長丁場なので助かるのは言うまでもない。マナスルの西側にあるアンナプルナ・アラウンドでは私が行った2004年ではベシサハールがスタート地点だったが、今ではジープを使えばマナンまで行けるらしい。そしてジョムソンからはポカラまで飛行機を使わなければベニまでのトレッキングが楽しめたのに、今ではバスが行き交っている。便利さを求めると豊かな自然とのふれあいがなくなって寂しい気もする。そして日本の新幹線と同様に道路の開通は地域事情を激変させて、以前なら重要な交易地、宿場であった集落が衰退していっている。

今回の計画ではマナスルを回周するだけでなく、ダラパニから下山せずに、アンナプルナ・アラウンドで歩いたマナンに向かう。そこでその時のトレイルから左手に分かれてティリチョ・レイクを経由しメソカント・パスを越えてジョムソンに至るルートにした。マナンからジョムソンのルートはトロン・パス経由で下るのが一般的で私がはじめて5000Mを超えた経験を思い出す。昨年だったか、トロン・パスは季節外れの大雪で多くのトレッカーが死亡したのが話題になった。メソカント・パスはトロン・パスより雪が多く難易度が高いらしい。マナスルからの帰路通るラルキャ・ラも雪渓道を歩くことになる。その2つが今回の行程の山場か。

日本での異常気象が世界的にも現れている現象ならば、ヒマラヤにも季節変動の影響が及んでいるのだろうか、気になるところ。半年先のことだからなんとも言えないが、ヒマラヤでは一番安定している11月なので、平穏で楽しいトレッキングになることを祈っている。 


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マナスルそしてティリチョ・レイク プロローグ2 [マナスル・ティリチョレイク]

出発まで1ヶ月を切った。

先日、突然ガイドからの連絡で、彼が日本で仕事をすることになって今回はガイドが出来なくなったとのこと。なんで、どうして、この段になってと恨むもののどうしようもない。彼は10数年来私のガイドをしてくれた呼吸の合ったガイドなので、余人をもって代えがたいのは言うまでもない。

しかし日本を知り、日本人との交流も多い彼にとって日本での生活は憧れであったのは想像に難くない。彼の夢が実現するなら受け入れるしかないだろう。

 さいわい彼から自分の代わりに彼のボス格に当たるリンジさんがガイドを引き受けてくれるとのことだった。リンジさんとはガイドのダワさんと数度会ったことがある、日本びいきで日本語も堪能なシェルパ族。経験豊富なので安心して欲しいとのことだった。

それは知らないながらも十分に納得出来る。本人からも一報が入り、ダワさんから引き継ぐので安心して任せて欲しいと言ってきた。

パスポートの期限が9月に切れることもあり、延長の手続きを済ませた。従来は10年の更新で行ってきたが、75才にもなると今後の可能性から何年ものにするのか正直言って大いに悩んだ。結局は10年で更新することにした。まぁ、お守り代わりと言うことにして。

 来週にはビザの申請を済ませれば全ての準備が終わる。現地の天候は未だ乾期の安定した天候にはなっていないらしい、知り合いがエベレスト街道を歩いていたが、天候不順だと嘆いていた。 


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マナスルそしてティリチョ・レイク プロローグ3 [マナスル・ティリチョレイク]

11月8日(火)早朝出発を控えて気ぜわしくなってきた。とは言うものの慣れ親しんだ準備でもあり、気持ちの割には作業は進んでいない。勿論、ビザ、パスポートの更新、健康診断そして現地での不測の病気に備えた薬、カメラの点検、バッテリーの充電は完了した。今朝登山靴にシリコンを噴霧し、ぼちぼち衣料関係の点検を始める。

昨日、コックをしてくれるDorjeeさんからfbメッセージが入った。彼はダンパスピークのガイドからKTMに還ってきたところだった。 彼によるとダンパスでは強風と大雪でパーティーの一人が骨折し、レスキューヘリを呼んで戻ったとのことだった。乾期に入って安定しているはずの天候が今年は別のようだ。

確かに日本の天候も例年とは違った展開なのでヒマラヤとも関連するのだろうか。私が入山する頃はより安定するはずなので好天を祈るばかりだ。そういえば一昨年マカルーに行った際に大雪に悩まされたことが悪夢のように思い出される。

今回の予定は下記の通りだ。

8th Nov.Arrival in Kathmandu.transfer to hotel.
9th Kathmandu
10th Drive to Arughat.7hrs.570m to Sotikhola.6hrs.730m.
11th Trek to Machakhola.6hrs.930m.
12th Ttrek to Dobhan.5hrs .1070m.
13th Trek to Jagat.5hrs.1410m.
14th Trek to Fillim.5hrs.1590m.
15th Trek to Deng.6hrs.1800m.
16th Trek to Ghap.5hrs.2160m
17th Trek to Lho.6hrs.2910m.
18th Trek to Punggen Gompa.6hrs.4742m.
19th Trek to Samagaun.4hrs.3530m.
20th rest day samagaun
21th Trek to manaslu B.C 6hrs.4400m.
22th Trek to samdo 6hrs.3690m.
23th Trek to Dhamasala.6hrs.4470m
24th Trek to Larke pass 5106m. Bhimthang.8hrs.3720m.
25th Trek to Gowa.5hrs.2560m
26th Trek to Dharapani.6hrs.1860m
27th Drive to manang.7hrs.5340m.
28th Day 21.rest day
29th Trek to khangsar 4hrs.3750m.
30th Trek to tilicho Basecamp.5hrs.4150m.
1st Dec. Trek to tilicho high camp.6hrs.5240m.
2nd. Trek to mesokanto pass.7hrs. 5340m.Yak kharka camp.4200m,
3rd. Trek to jomsom 6hrs.2720m.
4th Flight to pokhara. To KTM
5th. reserve days
6th. Depart at KTM on 13:55
7th. Arrive at HND on 6:55

 


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マナスルそしてティリチョ・レイク ①アルガート(670M)そしてラプベシ(820M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月8日(火)~11日(金)アルガート(670M)そしてラプベシ(820M)へ
いつものフライト、24時半のタイ航空でBKK経由KTMに向かう。KTMではドルチさんと今回初めてのガイド、リンジさんが迎えてくれた。昨年よりは人でごった返した飛行場前だ。地震の影響も一段落してインドからの妨害で物資不足だった昨年とは大違いだ。大勢の観光客、トレッカーがネパール入りしているようだ。昨年と違ってタメルまでの道のりが大渋滞で苛つく。道は拡張され道路事情は明らかに改善されているのにこの状況だから混雑振りは異常だ。
ダウンタウンにありながら閑静なフジホテルはバスタブもあるので好都合だ。メソカントパス越えをするので最悪のことも考え酸素とスノーブーツのレンタルをする。
10日(木)
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KTMからジープでまずはアルガートに向かい、その先は道路事情によって行けるところまで入ることになる。ポーター達は装備も含めてすでにアルガートに入っている。
ガネッシュヒマールの山々を右手に望みながら先に進む。マレクでポカラへの国道から右手に分岐してアルガートへの道に入る。
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私の願望としてはもし先に進めるならアルガート(670M)から先に入りたかったのだが、ポーター達との合流でジープでは収容できない。バスをチャーターすることになるので結局はここで一泊することに。
現地ではポーターとキッチンボーイと合流、今回のチームは総勢10名、その中に以前ポーターをしてくれたジャンプーもいた。
早速現地事情を探ってもらったところ、ソチコーラまでは車で行けることが判明、私的にはもう少し先まで入れることを期待していたのでちょっとがっかりだ。
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11日(金)
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小型のバスをチャーターして全員そして全ての荷物も積み込んでソチコーラに出発だ。街を出てすぐにプリカンガキ川に沿って上流に向かう。ソチコーラからようやくトレッキングが始まる。一部自動車が通れそうな場所もあるがすぐに山道になる。
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マナスルのトレッキングは低地からの出発なので、11月とはいえ初夏の気候だ。すぐに汗ばんできた。ラプベシ(820M)は小さなガオン。
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マナスルそしてティリチョ・レイク ②コーラベシへ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月12日(土) コーラベシ(910M)へ
キャンプサイトはブディガンダキの右岸にあるそこそこのガオン。この一帯は棚田があり農業中心のガオンだ。耕作地があれば集落も形成される。渓谷美が美しい。
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ブディガンダキに長い吊り橋が架かっている。水量が少ない乾期なので我々は橋を渡らず川沿いに進む。
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マチャコーラでランチをして先に進む。
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相変わらず渓谷は深く美しい。
コラベシ(970M)でキャンプになる。ここは交通の要所であるので多くのロッジも林立している。ようやく大勢の白人のトレッカーと出会って多少の喧噪の世界になる。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ③ジャガッドへ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月13日(日) ドバン(1070M)からジャガット(1430M)へ
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岩壁の間を縫って先に進むとタトパニに着く。タトパニという地名はヒマラヤにはあちこちにある地名。温泉が湧くところはそう呼ばれている。どこに温泉があるのか確かめることは出来無かったが、ガイドに言わせればぬるい温泉で清潔感があるしろものではないようだ。
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吊り橋を渡って左岸に移る。樹林の間を抜けて岩道を進むとドバン(1070M)だ。
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ドバンを過ぎると今までほとんどなだらかな水平か軽い登りであったトレイルが、初めての急登になる。左手には勢いよく流れるブリガンダキを見下ろしながらしばらく行く。
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コーラは白砂をたたえる穏やかな表情に変わった。
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ここからの景観は広がりがあって美しい。白砂の先を見ると岩壁にしがみつくようにして渡り廊下状の工作物が見える。ブディガンダキはふたたび狭い渓谷になってトレイルが閉ざされているため、垂直の岩盤に吊り道を掛けている。足下は金網越しに川底が見える。ちょっとスリリングな瞬間だ。以前は高巻きして先に進んだそうだ。
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先に進むとチェックポストのあるジャガット(1430M)だ。ここが今日のキャンプサイトになる。
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マナスルそしてティリチョ・レイク ④フィリムへ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月14日(土) フィリム(1570M)へ
ジャガットはブリガンダキの川面と同レベルに広がるガオンだ。トレイルは川にどんどん浸食されて崩落している。この先このトレイルはどんなことになるのだろうか。それどころかこのキャンプサイトだっていずれは浸食されてしまいのかも知れない。
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ガオンの入り口で幕営したので、ガオンの中に進む。しばらくするとチェックポストがある。そこで手続きを終えて先に進む。
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ガオンを過ぎると小さなコーラを吊り橋で渡る。
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数百メートルの高度差を高巻きして下ると長閑なトレイルだ。
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ようやくヒマラヤの山塊が遠望できる。
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今日のランチはフィリムだ。斜面を利用した耕作地が広がって大きなガオン。コックさんが食事の用意をする段になって場所代でもめ事が起きる。強欲な女将が法外の料金を請求してきたのだ。コックさんと女将との争いが村人を集めることになる。人だかりの中、丁々発止のやり取りに群がる村人ははやし立てる。結局は人だかりの応援もあって女将は不承不承折れた。おそらく地元民の間でも強欲と嫌われていたのだろう。決着ついたのにぶつぶつ愚痴を言い続けていた。
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ここで思いがけない椿事が起きた。食事が終わってのんびりしているとキッチンボーイの一人が激しい腹痛で大騒ぎとなった。至急医者探しだ。本当に医者がいたのかどうか、薬を貰って帰ってきた。確かに本人の足取りは千鳥足で重傷のようだ。原因を確かめたところ、ニラに似た草を食べたらしい。水仙の一種でニラにそっくりなので食べてしまったらしい。料理を作るのが専門のはずなのに迂闊なことだ。でも地元でもしばしば同じことが起きているらしい。
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ガイドは彼の状態を考えて急遽フィリムで幕営することに変更した。おかげで午後はゆっくりの休養になる。
ポーター達も思いがけない余裕が生まれたので、洗濯や水浴びをして一息入れる。私も目の前にあるロッジでホットシャワーを利用することが出来た。普通ならこんなタイミングでシャワーを使うことができないので、怪我の光明と言うことか。ただ、日程への影響が気掛かりだが。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑤デンへ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月15日(火)デン(1860M)へ
昨日アクシデントがあったけど、日程に余裕があるということで昨日の目的地であったデンまでの行程になる。8kmの距離だから楽勝だ。
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左岸を先に進む。眼下にブディガンダキを望みながらしばらくは緩やかな登りだ。8時過ぎにエクリバッティを通過。この地名はジョムソンの上流にもあったなぁ。
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渓谷美がとても美しい。松が景観のポイントになっているので日本庭園のような天然の造形美は見事だ。
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9時過ぎ大きなコーラが合流しその出会いに小さな小屋がある。ニャック フェディの先で対岸に渡る。
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なだらかな登りから傾斜が強くなって30分ほど先に進むとデンのガオンだ。今晩のキャンプサイト。
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小さな集落だ。村人が干し草を背負って運んでいた。ネパールでは燃料にする木々、家畜用の草、水汲みは女性の仕事らしい。勤勉は女性ばかり。その理由の一つに男は出稼ぎに出ていることもあるのだろう。
キャンプサイトは長閑なガオンになるのでヒマラヤをトレッキングしているのかとふと疑問を感じることもある。でもその間をつなぐトレイルは奥深い山間部を感じる。それとなかなか高度を稼げないから当然だが、低地を歩いているのでヒマラヤの峰々が視界に入らないことも実感が湧かない理由だろう。
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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑥ギャップ(2200m)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月16日(水) ギャップへ
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ブリガンダキの右岸を進む。支流に架かる吊り橋を渡りしばらく先に行ってブリガンダキの左岸に移る。
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ゆっくりの登りが続き1時間半だろうか経った頃にベヒ(2130M)に着く。水場があるのでポーター達は水を飲んだり頭を洗ったり一息入れている。
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そこからは多少のアップダウンが続き2時間は歩いただろうか、久しぶりの登りになる。
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標高差300Mだろうか上り詰めると平坦なトレイルになる。
ふたたび右岸に渡り、しばらく行くとギャップ(2300M)のガオンだ。今日のキャンプ地になる。
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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑦ロー(3200m)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月17日(木) ローへ
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今日はマナスルに来てはじめてのほぼ1000Mの高度を稼ぐ日になる。
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しばらく樹林帯のなかを歩く。眼下にコーラの流れを見ながら先に進む。
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吊り橋を渡って対岸に。10時前にナムルーのガオンに着く。チェックポストもあるのでここで一息入れる。久しぶりのちょっとしたガオン。ポーター達も一息入れる。
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遠くに雪を被った山が見える。
吊り橋を渡って対岸に。
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スタート地点からしばらくはヒンズー教の世界でタルチョーやマニを見ることが無かったが、この一帯では仏教の世界が展開している。ここから先はムスタン郡に入るのだが、そこはまさに仏教徒の世界になるのでその影響がすでに出ているのだろう。
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ようやく目指すマナスルが望めるようになる。マナスル・ノースだ。
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ショーのガオンに入る。マナスルの全貌が視界に入る。
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トレイル沿いにゴンパがあったが震災の影響なのか、老朽化が理由なのか修理をしていた。絵描きが仏画の修復をしていた。
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吊り橋を渡って対岸に。
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朽ち果てた吊り橋の残骸が上流側に。
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遠くに今日の目的地、ローが視界に入る。
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ここからはマナスルのレンジが望めてヒマラヤに入山した実感がようやく湧いてきた。
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ローでキャンプになる。
今日の歩行距離は11.7km、累積上昇高度1300M、累積下降高度400Mだった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑧サマガオン(3500M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月18日(金)、19日(金)  サマガオンへ  そしてレストデー
テント状の特徴あるマナスルが眼前に展開する。朝焼けのマナスルは美しい。
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マナスルを眺望できる手前にある小高い丘にはゴンパがある。
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後ろを振り返るとガネッシュヒマールの山々だ。
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朝餉の時間なので各家からは煙が立ち上っている。ちょっと幻想的な風景だ。
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先に進む前にゴンパに立ち寄る。100Mの高度差を足慣らしもかねてのぼる。幟りが道に沿って翻っている。
このトレイルでは初めての絢爛豪華なゴンパだ。ラマとツーショット。
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将来のラマを目指して学習に勤しむ少年達。お経を一心不乱になって声を上げていた。
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コーラに向かって下降し、その先は高度を稼いで6KM地点でフラットになる。実は当初の計画では途中から左に折れて4700Mにあるプンゲンゴンパでキャンプすることにしていた。しかしマナスルに詳しいサブガイドの助言で頑張った割には感動する景色には出会えない、ゴンパも無人で一見に値しないと言われたので断念する。コーラ沿いの日影には残雪が残っていた。
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長い吊り橋を渡ってしばらく行くとサマガオンの集落だ。
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マナスルがさらに間近に屹立していた。
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マナスル・ノースから氷河が。年々歳々氷河の末端が後退しているのが心配だ。何度も来ているガイドの嘆きだった。
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サマガオンの集落。最後の大きなガオンだ。手前に古くからの集落が続き、古いチベタン風の家々。さらに進むと最近建造されたホテルなど、新しい家並みが続く。キャンプはその中ほど左手にあるロッジの庭先を借りて幕営だ。
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普通はヤクとついつい呼んでしまが、放牧されているのはナック(牝)だ。ヤクは総称ではなく雄のことを指す。一般的には雌雄を総称してヤクと呼んで混乱がある。何度も来ている私ですら、UpperDolpaに行ったときに初めて知った。
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翌日はレストデーだ。ゆっくり出来るので丘の上にある立派なゴンパまで散策だ。残念ながらゴンパは施錠されていて内部を見ることは出来なかった。
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たまたま運良く現地の名士の葬儀に出会った。朝から夕方まで延々と続く。故人の思い出の品を玄関先で燃やすそうだ。葬儀ではラッパやドラ、太鼓の音そして読経が賑やかに奏せられてしめやかと言うより賑やかに執り行われていた。式を取り仕切るラマはここのゴンパに常駐していないので、カトマンドゥからヘリで呼ぶらしい。なので葬儀も金次第となる。ここでは鳥葬なのだろうか?
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サマガオンまでは8KMちょっとの距離。4時間とゆっくりだった。累積上昇高度750M、累積下降高度380Mの行程だった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑨サンド(3850M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月20日(日)  サンドへ
当初の計画ではマナスルBCに立ち寄ってラルキャ・ラを目指す予定であったが、ガイドのアドバイスでサンドに直行することになる。理由は立ち寄ってもそこからはマナスルが隠れてしまうとの話しだったので。サンドまでは7KMの距離なので楽勝だ。
マナスル・アラウンドのトレッキングではまずは北側から、徐々に西側へそして南側から見たマナスルを望むことになる。
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8000M超で日本人が初登に成功した唯一の山マナスル、槇有恒の記録が燦々と輝いている。
アタックルートはマナスル・ノースからノースコルを越えて裏側に回って山頂を目指すそうだ。サブガイドのソナ(ガイドの息子)は何度もクライミングをしたと言っていた。メインガイドのリンジさんは経験豊富ではあるが、すでに峠を越した年でもあり、今回は現地に詳しい息子を帯同することにしたようだ。
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この一帯は平坦地が続きカルカとしての好適地だ。ナックがのんびりと草を食んでいた。背景に見えるのはマナスル氷河。
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サブガイドのソナと。
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マナスルの眺望は中間地点を過ぎると手前の稜線に遮られて見えなくなる。
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突然のヘリが降り立った。レスキューヘリで数人の白人が乗り込んでいった。
ガイドによると高山病はどんなに経験豊富でもいつ何時発症するか分からない。あなたも経験豊富だから安心というわけではありません。ネパール人でもありますよ、と脅かされる。
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サンドは小さなガオン。カルカの基地にもなっている。今晩のキャンプサイトだ。
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遠くに草を食む馬が。
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行程7KMはほぼなだらかな登りで、富士山の山頂と同じ高度に。さすがに朝晩は冷え込んで肌寒さを感じた。
累積上昇高度425M、累積下降高度87Mだった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑩ダルマサラ(4500M) [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月21日(月) ダルマサラへ
昨晩は大事件が勃発。夕食を摂るためにキッチンテントでゆっくりしていた。その時暗闇のなかを怪しげな人影が見えた。私のテントはいちおうチャックを閉めてあるが時たま夜陰に乗じて泥棒が出るらしい。それを心配したサブガイドが点検に近づいていった。ランプをその方に向けて近づいたとたんに乱闘騒ぎになった。最初は何事かと怪訝に思ったものの緊急事態とは知らず静観していたら、激しく殴り合いの声が響き渡り、我々もただ事では無いと駆けつけた。夜陰なので正確ではないがかなりの大男が手に石を握りサブガイドに襲いかかっていた。人数的には圧倒的にこちらが多いのだが、石以外に刃渡り30cmだろうか刀を持っていた。刀は特別というわけではなくネパールでは日常的に街で売っているものだ。押さえ込んだ積もりだったが、石を握った手でサブガイドの額に一撃。どおっと血が噴き出す。ミネラルウオーターで洗い流し持参した傷用の絆創膏を張ってしばらく強く圧迫して止血に努める。警察もない田舎なので長を探して事情を伝え、後遺症がある場合には責任を迫る段取りをしたようだ。原因ははっきりしないが、確かに酒が入っていたようで、村人からは酒癖が悪い人と嫌われていたので窃盗目的というより酒の勢いだと信じたい。下手をすれば殺人事件にもなりかねない現場に遭遇したのは初めてで争いに多少は巻き込まれていたので他人事ではなかった。
朝一番で怪我をしたソナの様子を見たが止血は出来て、頭痛もないので最悪の状態ではないと期待したい。何しろここで留まるわけにはいかないので。
まずは最悪の事態を避けらたので先に進むことに。
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ここまで来ると日射しがないと厳しい冷え込み、出発時はウインドブレーカーを着込んで出かけるが、日射しが当たるようになると一気に体感温度は上がるので一枚一枚脱ぎながら先に進む。
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10時過ぎにふたたびマナスル・ノースが視界に入る。
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ブルーシープの群れが草を食んでいた。青みがかった色からブルーシープと呼ばれるらしいが遠くで見ると実感が湧かない。ヒマラヤではしばしば遭遇するが、ユキヒョウの生息地域とダブルのでユキヒョウの餌になっているとか。
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12時過ぎにはダルマサラに着く。ヒマラヤではどこでもある程度の高度で昼過ぎると谷を吹き抜ける上昇気流にしばしば悩まされる。今回のトレイルは砂が舞い上がることもなく助かったが、肌に刺す風はきつくなってきた。
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今日も6KMの距離でなだらかな登りだったので肉体的には楽だった。
累積上昇高度616M 累積下降高度54Mだ。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑪ラルキャ・ラ(5135M)を越えてビンタン(3744M)に [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月22日(火) ラルキャ・ラを越えてビンタンに。
ラルキャ・ラ(5135M)越えは今回のトレッキングの大山だ。陽が上がると避けられない強風を避けるためと長い行程にもなるので暗闇の中を4時には出発する。このキャンプ地ではトレッカーのほとんどがラルキャ・ラ越えのために泊まるのでこんなにいたのかと言うほどのトレッカーがライトを付けて登っていた。肌を刺す寒さで厚手のグローブでも指先に痛みが走る。幸い急登はないので助かる。
まだ暗闇の世界。ぼちぼち東の空が白みはじめてようやく周囲の状況が確認できるようになる。
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6時ごろだろう、右手後ろを振り返るとポカリが光を受けて鏡のように輝いていた。
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7時には避難小屋でテルモスから暖かいコーヒーを用意してくれたのを一息で飲み干す。身体の芯が一気に暖まる感じだ。寒さは予想したほどではないのにホットした。
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左手には氷河があってそのモレーンの上を我々は歩いている。傾斜が緩やかなので標高の高さによる障害もブレーキにはならなかった。
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ラルキャ・ラ越えのシーンをネットやガイドブックで見ると雪の積もったシーンが多いのだが、幸いというか残念というかそのような場面には出くわさなかった。
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パスの手前にもポカリが2つあって当然結氷していた。
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ラルキャ・ラが視界に入りもうすぐだ。
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9時ラルキャ・ラに着く。すでに強風が吹きまくり気を抜くと飛ばされそうになる。ヒマラヤの5000M超のパスではどこでも同じ状況になる。体感温度は当然寒く、一刻も早く立ち去りたい気分だが、同時にこの瞬間をじっくり味わいたい気持ちとの葛藤だ。
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9時40分立ち去りがたいパスから下りに移る。しばらくはなだらかな下りだ。だんだんとザレ場になり傾斜もきつくなって足下を奪われてスリップの連続になる。
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アンナプルナⅡが左手前方に見える。
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右手にラルキャ氷河を眼下に見ながら右流れの斜面をトラバースしてどんどん下る。かなりの急降下のトレイルだ。疲れた身体には大いに負担だ。
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11時前におにぎりとゆで卵の昼飯。
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さらに先に進むとダングボチャ・カルカだ。そこにはバッティーがあってチャを頼む。そのあたりから腰に痛みが走りしっかりした足取りがとれない。何とか痛みを堪えて歩く。これからまだ明日からの先があるので不安が過ぎる。
左前方には西側側面のマナスルが視界に入る。
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ビンタンに着く。腰を曲げるのが辛いので今晩はテントを止めてロッジの部屋を準備して貰う。ビンタンには数多くの小綺麗なロッジがある、広い平坦地になっていた。ビンタンのロッジはラルキャ・ラ越えのトレッカーを迎えるには過剰な規模だ。その理由は我々がこれから向かうダラパニからお手軽にマナスルを眺望するショートトレッキングの終着地になっているからだろう。
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今日はラルキャ・ラまでが711Mの累積上昇高度累積下降高度95M、ラルキャ・ラからは累積上昇高度73M、累積下降高度1420M。16.5KMの行程だった。 

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑫ゴア(2550M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

平成28年11月23日(水) ゴア(ゴー)へ
ビンタンからダトパニまではトレイルも整備されているのでロバ隊が運搬手段として行き来している。
ロバが小屋の前に繋がれていた。マナスルは稜線に隠れて一部しか望めない。
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日の出前に下山開始、マナスルを望める場所へ。
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マナスルから陽が昇る。
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樹林帯を下降して河原に近づくと左手が一気に開ける。
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マナスル全体の眺望はそろそろ最後になりそうだ。見事な容姿にうっとりする。
マナスルの西壁は今までは違った景観だ。
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一気に樹林帯に入り巨木が林立している。
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松や杉の木立のなか穏やかな道のりを徐々に下降していく。
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久しぶりの集落、カルチェのガオンを通過する。両側の家に挟まれた整備された石畳に人里の匂いを感じながら安堵する気分になる。
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ドッドコーラを右岸から左岸に移る。左岸にはすでに将来の自動車道が造成中だ。単車が音を立てて走り抜けていった。
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整備された道が続くので歩く魅力が失せて疲れもあるからか惰性でただただ足が前後する。下りが一段落して平坦なトレイルに。道は整備済みのところもあれば工事中もある。フラットな地形になったところがゴアだ。今晩のキャンプサイト。ロッジも小綺麗でWIFIも使える。

サブガイドの怪我のその後が心配で、貼った絆創膏をどのタイミングで貼り替えるのか、あるいは違った治療が必要なのか気掛かりだった。そこでスマホで患部の写真をFBに貼りつけ治療についての助言が欲しい、とアップしてみた。FBでは多くのドクターと知り合いがいるのできっと助言が入るはずだと確信して。想像通り5人のドクターから貴重な助言が入った。結論は私のした治療で十分だと言うことだ。安堵して本人にもその旨伝えた。彼はそのような展開に仰天して感激していた。
長い間、日本の状況を手にしていなかったので貪るようにしてスマホにかじりつく。
今日の累積上昇高度は319M、累積下降高度は1398M,10KMの行程だった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑬ダトパニ(1860M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

平成28年11月24日(木) ダトパニへ
今回のトレッキングは2つのパス越えだが、とりあえず前半の5000M超越えは今日で一段落になる。数件のロッジのあるゴアは快適なキャンプ地だった。
しばらく平坦なトレイルを進むと、一気の急下降が始まった。このあたりでは未だ自動車道の整備は全くされていない山岳道だ。
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しばらく行くとトレイルは左手に下りていたが、見にくいところにちょっとした注意書きがあった。現地語なので分からなかったが、右手に行けとの指示だった。
しばらく藪漕ぎのなかを登ると工事中の自動車道に出る。ふたたび退屈な自動車道の歩行だ。
突然下の方から声が聞こえてきた。なんと後続のポーターがさっきの注意書きに気がつかず旧道に入ってしまった。旧道は途中で土砂の中に埋没して先を失っていたのだ。戻ってトレイルに戻るか土砂崩れの急登を覚悟するのかの判断になったが、彼らはその急登を選んだ。土砂崩れの足場はバランスを奪う危険がある。上部にいた仲間がザイルを出して投げ下ろしなんとか合流できた。
グループはいつも一緒に移動はしない。それぞれのペースで目的地に向かう。ポーターといえども力量に差があるし、与えられた荷物にも差があるので。グループがばらけることでこのようなトラブルはしばしば起きる。数回遭遇したことがあるが、事なきを得て今までは大事になってない。
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2時間半後には目的地ダトパニのガオンが視界に入る。
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ガオンに近づくと賑やかな音曲が鳴り響いている。何事かと尋ねると結婚式が対岸の崖上で行われいるとのこと。
今回は葬式といい結婚式といい、当地の風習を見られる僥倖に出会えた。
マルシャンディコーラに架かる吊り橋を渡って右手のロッジの庭先でキャンプだ。ダトパニのガオンの一番奥地のはずれにある。若者の行き来が多いので何かあるな、と先にある建物を覗くとなんとビリヤード場になっていた。喧噪にはちょっと不満も起きそうだが、時間制限があるので安心して欲しいとのことだった。
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久しぶりのエンジン音がなにげに懐かしい。ダトパニはアンナプルナ・アラウンドで必死になってトレッキングをした際のガオンだ。その時はベシサハールから数日がかりで辿り着いた。この様変わりぶりに時代の流れを実感。その時はこのガオンは通過しただけだ。

ダトパニでは一日レストデーだし、マナンまではジープでの移動になるので休養が出来る。
今日は累積上昇高度227M、累積下降高度734M、7KMのトレイルだった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑭マナン(3540M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月25日(金)~26日(土) レストデーそしてマナンに向けて
さいわいビリヤードの喧噪は杞憂に終わって熟睡した。昨日は昼前に着いたのでキャンプサイト前にあるロッジでホットシャワーを浴びることが出来て久しぶりにすっきりだ。昨今は各地でソーラが普及しホットシャワーが使えるロッジが増えてきた。当然有料が使用条件だが。
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キャンプサイトはガオンの奥になるので散歩もかねて下ってオールドタウンを巡る。
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チェックポストで手続きをする。
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ベシサハール方面に向かって下ると彼方にガネッシュヒマールの山群だろう。
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11月27日(日)
マナンに向けて準備をする。ジープの手配にあたっていろいろ一悶着。ここから先は道路が凍結してマナンまでは行けない、との話しも飛び交っていた。数台の運転手と掛け合ったが断られたようだ。もう一つの問題は寒い早朝だとジーゼルエンジンがかからないとも言っていた。
ガイドがあの手この手を尽くしてようやくチャーターした車が来る。ところがエンジンのスターターがかからない。結局は別のジープを呼び寄せてスタートする。
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アンナプル山群が見える。
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乗るまではこのままマナンまで行くものと思い込んでいたが、突然ここまでだ、と言われて車を下ろされる。そこはチャメ。チャメはカリカンダキ県マナン郡の中心になる大きな街で、以前のトレッキングでも泊まった街だ。
町なかに向かうとコーラに掛かる橋が崩壊していた。下ろされた理由だ。対岸に向けて渡された丸太を伝わって先に進む。
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この先マナンまでは相当の距離があるのでジープの手配が出来るのか不安になったがお任せ下さいとのことで安堵した。ガイドが車の手配Ⅱ時間が掛かるのでホテルでランチをとりましょう、と。コックさんが食材を用意して調理場を借りて作ってくれた。ホテルからすれば迷惑の話と思うのだが、なんの抵抗もないのが不思議だ。
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食後、近くを散策したが、懐かしい光景に出会った。街のことは何も記憶していなかったが、コーラに掛かる橋とチョルテンははっきり記憶していた光景だ。その時の思い出が蘇って若かりし元気だった刻に思いをはせた。
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なんとかジープの手配も出来てマナンへ。マナンまで行ける行けないのやり取りはなんだったんだろう。確かにここから先は以前の記憶ではタフなトレッキングだったので相当の高度を稼ぐ山岳道路になっているのは想像できる。
想像通り道は砕いた石が敷き詰められた悪路の連続でヘアピンカーブやら滝が落ちている真下を通過したり、路肩から外れないのか気掛かりになる程ぎりぎりの道で、ジープは喘ぎ喘ぎ登っている。パスを越えるとなだらかな道になる。
大勢の白人のトレッカーは自動車の巻き上げる砂埃に口を塞ぎ、行き来する車を避けなければならない状態なのに歩いていた。私の感覚では物好きとしか思えないし、歩くなら自然豊かな景色を堪能しながら歩きたいのだが。
ピサンを越えてフンデのガオンに。そこには飛行場があり、以前は週一だったか定期便が飛んでいたのだが、今では軍用飛行場としてしか使われていないそうだ。
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3時にはマナンの街の手前でジープを降りる。その先は歩いて街に入る。
街道の左手にあるロッジの庭先でキャンプだ。
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マナンも大きなガオンで眼前にガンガプルナ(7454M)、アンナプルナⅢ(7555M)が。後ろを振り返ると右手にアンナプルナⅣ(7525M)、Ⅱ(7938M)が眺望できた。
アンナプルナⅣ(7525M)、Ⅱ(7938M)
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ガンガプルナ(7454M)と氷河。
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アンナプルナⅢ(7555M)
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ガオンの中心。山間部なのにネオンが異様に輝いていた。
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明日からはティリチョ・レークそしてメソカント・パス越えというチャレンジングなトレイルになる。ガイド達は明日からの状況判断に必要な情報集めに出かけていった。ヒマラヤではリアルな現地情報は人伝えで確認するしかない。
メソカント・パス越えは難易度が高いトレイルだ。そのためにカトマンドゥでスノーブーツ、トランポンもレンタルしてきた。
情報収集の結果は、トレイルが崩落とそのあと落石が発生して危険だと言うことだ。今日も欧州のトレッカーがティリチョ-・レークから引き返してきた。
いろんな想定をしたが、ティリチョ-レークまで行って状況判断をしてメソカント・パス越えが難しいと断念した場合にはトロン・パスを越えてジョムソンに行く行程にならざるを得ない。その場合は日程的に無理がかかってしまう。下手をすると1ヶ月ぎりぎりのフライト変更可期間を越えてしまうリスクがある。
トロン・パスは以前にも越えているのでなんとかメソカント・パス越えを、ダメならティリチョ-レークには行きたいとガイドには伝えたのだが結局は断念せざるを得なかった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑮ヤクカルカへ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月27日(日) ヤクカルカ(4000M)へ
マナンの朝、出発してから連日の快晴に恵まれている。一番のドライシーズンとは言えこんなに天気が続くのは初めてだ。アンナプルナ、ガンガプルナ、振り返ればガネッシュヒマールが朝日を浴びて美しい。
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メソカント・ラを断念した結果トロンパスへは余裕が出来たので3日がかりで登ることになった。10数年前に通ったトレイルだが、正直言ってほとんど記憶が無い。確か初めての5000M超のパス越えで緊張していた。無我夢中で何事が起きるのか不安一杯だった気がする。
コーラの左岸をトロンパスを目指す。計画していたティリチョ-レーク経由のメソカント・ラは左手にトレイルをとる。
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ゆっくりした登りを先に進む。
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突然、右手に猛禽類の集団が何かに集り、食いちぎっている。通行人から聞いた話では子馬の死骸に群れて喰いあさっていると言うことだった。ここで連想したのは鳥葬だ。チベット教では死後の扱いで鳥に処理させる風習があると聞いていたからだ。近づいても逃げようともせずに一心不乱だ。鳥の大きさに自分の方が恐怖を感じる。可愛いとか、近づきたいという気分にはなれない。
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振りかえると眼下にはポカリが見えた。
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草木がほとんど消えて辛うじて低木だけが所々に生えている。殺風景な景色に変わってきた。
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右手の上部にブルーシープの大群が草を食んでいた。
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1時過ぎにはヤクカルカに着く。立派なロッジがあるので食事はそこで済ませる。12KMの行程で累積上昇高度830M、累積下降高度200M。さすがに4000Mの高度になると日射しがないと寒い。昼過ぎるとコーラ沿いに吹き上げてくる風が強くなるからなおさら体感温度は下がる。昼寝をして起きた瞬間、左目に痛みを感じて違和感が走った。ガイドから真っ赤に充血しています.と言われた。白内障の手術をした目なので気にはなったが、しばしば起きる毛細血管の充血だろうと判断した。以前にも経験したことだったので。
夜になると一層寒さが厳しくなり、ロッジのストーブに手をかざして寒さを凌ぐ。
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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑯トロンフェディ(4531M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月28日(月)トロンフェディへ
通常ならヤクカルカには泊まらずにトロンフェディに向かう。前回のトレッキングを思い起こすとマナンから一気にトロンフェディだったので、日が落ちて暗くなる寸前に着いた。くたくたの行程だったのを思い出す。今回は7KMなので楽勝だ。
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標高の高さはハンディだが、急峻な登りはないので昼前には着くだろう。今日も快晴だ。長い吊り橋を渡って先に進む。
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左岸から右岸に移動する。
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バッティーで一休み。
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11時にはトロンフェディに着く。パス越えの最後の基地なので複数のロッジがある。我々は早い到着なのでまだトレッカーは数えるほどだ。
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昼過ぎになると日常的な強風が下から吹き上げてくる。
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今日の累積上昇高度は572M、累積下降高度は171Mで標高差は466Mだ。
午後は明日のパス越えに備えて休養。
夕方までには明日のパス越えを目指すトレッカーが到着して賑わってきた。
夜は寒さを凌ぐためにロッジのストーブを囲む。ここでも私欲が剝き出しになる。我先にストーブに近づこうと押し退けてまでも近づく白人もいる。どうもいつも感じることだが、遠慮とか配慮とかはここでは通じない。いつも集団になるときに感じる不快感だ。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑰トロンパス(5392M)を越えてムクチナート(3690M)へ [マナスル・ティリチョレイク]

2016年11月29日(火) ムクチナートへ
今日は2回目の山場、トロンパス越えだ。ラルキャ・ラより標高は250M余高い。高度順応には慣れているので問題ないだろう。どこでもパス越えは上昇気流による吹き上げる強風を避けなければならない。当然フェディからの出発はそれを避けるために4時半には出発だ。
月明かりもないので、真っ暗ななかをライト頼りにパスを目指す。ライトが点々としていることからすでに多くのトレッカーが九十九折のトレイルを登っているのが分かる。我々も続く。スタートから急登だ。冷気が身体を襲う。いつも同じ現象が起きるので極寒用のグローブを買ってきたのに指先が痛む。早く陽が射して欲しい。

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後ろを振り返ると稜線越えに太陽の陽が射して白み始めた。
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スタート後のきつい登り(1KM,320Mの標高差)1時間弱歩いただろうか一段落したところにバッティーがある。チャを飲んでここで一息入れる。こんなにいたのかというトレッカーが休憩していた。ここから先はなだらかな登りになる。
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8時前にはトロンパス(5392M)に着く。なだらかな登りとはいえ息は上がる。すでに谷底からの強風が吹き荒れてきた。タルチョーのはためくパスではトレッカー達が記念写真を撮りあっていた。ガイドから掘っ立て小屋のバッティーにとりあえず入りましょう、との声で避難する。狭い小屋には大勢のトレッカーが寒さをしのぎ、温かい飲み物で身体を温めていた。どうにか譲り合ってもらって座るスペースを確保する。チャを一気に飲み干しながら、パスに着いた喜びと安堵を実感。
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パスは前にも後ろにもなだらかな傾斜になっていて、左右に見える山も見応えのあるものではない。
数年前にトロンパスで多くの犠牲者が出たが、天候の変化でこのような穏やかな場所でも地獄になるということだ。肝に銘じておかないといけないことだ。
8時にはパスを離れてムクティナートを目指す。最初はなだらかな下り。
稜線越えにダウラギリが覗く。
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しばらく下ると前方に大好きなダウラギリの山容が視界に入る。
いつ見ても美しい山だ。ヒマラヤにある8000M級の山で際だって目立つ山の一つ。
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5.5KMの距離、900M高度差を下るとロッジがあった。以前には無かった小屋だ。ここまで下るとしばらく歩けばラーニポア(ムクチナート)のガオンが視界に入るはず。
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山容が殺伐としたチベット風の景観になる。ダウラギリの山容も近づき迫力を増してきた。
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実はムクチナートは寺院のことを指す。ガオンはそこから下った先にあり、ラーニポアと呼ばれている。ムクチナートとラーニポアのガオンが視界に入る。
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ムクチナートの横を下る。寺院はヒンズー教と仏教の聖地としてネパール国内ばかりかインドからも巡礼者が訪れる高名な寺院。院内に両宗教のエリアが共存している。私は以前に訪れたので立ち寄らずに通過。
1時過ぎにはガオンの中心地にあるロッジに入る。目の前にはゴンパがある。町中がチベット仏教の世界だ。
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天候に恵まれて、ダウラギリが少しずつ金色色に染まり始めた。
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静かに穏やかな夕闇が迫る。
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今日の累積上昇高度は983M、累積下降高度は1509Mだった。

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マナスルそしてティリチョ・レイク ⑱エピローグ [マナスル・ティリチョレイク]

エピローグ 20161130~
ラーニポアからは車で下山できるようになった。以前と言っても10数年前のことになるが、ここからジョムソンまでと言うかベニまで歩いたところだ。長い長いトレッキングだった。今回は実質的にトレッキングは終わりに等しい。下山は明日なので一日、当地でゆっくりになる。
ここからのダウラギリはいつ見ても美しいし、時間によって表情を変える。朝太陽の光が中腹から上部に当たって赤く焼けている。
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ロッジの前にゴンパがある。この庭先からのダウラギリが遮るものがなく見事だ。
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ポーター達も一日のんびりなので洗濯に勤しんだり、のんびり昼寝をする者、様様だ。
突然、ロッジの奥にある小屋から読経の声が聞こえてきた。何事かと尋ねると、家内安全を祈願する祭事が催されていた。7,8人のラマが2階に上がり読経する者、ラッパを吹く者、太鼓を叩く者それぞれの分担を果たしている。それが夕方まで続いていた。時々息抜きなのか外に出てくるその姿を見ると信仰篤きラマと言うより、俗人が袈裟をかぶっているという感じ。ラマになる背景には1から入信する者だけでは無く、生活に困って入信する者がいると聞いていたので、日本の禅寺にいる僧をイメージするととんでもない勘違いになる。
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右手の山容はチベットの世界を彷彿させる。
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陽がダウラギリの裏に回り、シルエットになった。
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翌日早朝に町外れにあるターミナルに向かう。ジープをチャーターしてジョムソンに向かう。ところがそのジープが寒すぎてエンジンがかからない、結局別のジープに切り替えて下山する。すでにダウラギリは太陽を思い切って受けて燦々と輝いている。
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ニルギルが逆光ながら雲も無く聳えている。
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ジョムソンでは飛行場前にあるホテルで一泊。ポカラの便は気流が荒れるため午前中しか飛べないためだ。そのホテルが全員と一緒の最後の日になるので恒例のフェアウェルパ-ティーだ。
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翌朝一便でポカラに向かう。まずは1便がポカラから到着するかどうかだ。何度もキャンセルの憂き目にあった便。幸い轟音をとどろかせてカリカンダキの谷を遡上してきた。ラッキー。
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この便の景色の圧巻はダウラギリの真横を通過することだ。アネハヅルと同じ航路を飛ぶ。ダウラギリとニルギルの間で狭隘になるため、気流が加速されてあるいは渦巻いて荒れるので有名だ。
ダウラギリの山容を揺れる飛行機からようやくのことで撮影をした。
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ポカラに着いた。今までとは違った温暖というかちょっと蒸し暑い感じの陽気だ。カトマンドゥより低地でもあるためだ。
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カトマンドゥ、バンコックの復路も天候に恵まれてヒマラヤのレンジが見送ってくれた。エベレスト、ローチェ、マカルーも鮮明に識別できた。
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計画の変更はある意味不可避で、今までもマカルー、カンチェンジュンガに行った時も計画通りに実行できなかった。天候、トレイルの安全確保など、理由は様々だが、今回もランドスライドで変更を余儀なくされた。ただ、天候には恵まれたことは幸いだった。
暴漢にサブガイドが襲われたり、地元の冠婚葬祭に遭遇したり、ネパールを知る機会をもらえたのは僥倖だった。
ヒマラヤも年々歳々よくも悪くも近代化が進行して、道路が奥地まで開発されて自然に親しむ環境が後退してきたこと、他方ではトレッカーが多く入るエリアでは西欧化がますます進んで、食環境が著しく良好になったことだ。以前ならダルバート、ヌードル、チャウメン、モモだったのが今ではイタリアン料理や独料理も多くのロッジで提供されるようになった。そして一番の変化はWIFIの普及で山奥からでも日本と無料で情報交換が出来るようになったことだ。これからどんなスピードで、どんな変化が起きるかちょっと不安になった今回だった。

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