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ガウリサンカール・メンルンツェ・ツォーロルパへ(8) [ロールワリンヒマールに]

11月7日(土)、8日(日) レストデーのあとマンルン・ラ(5616M)へ向かうハイキャンプへ

11月7日(土)
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今日はレストデーなので、左手中腹にあるゴンパまでのショートトレッキング。かなり急峻な登りが続く。ジグザクのトレイルは複雑に入り組み、獣道がいくつも交差する。どれということもなく、視界にあるゴンパを目指す。11時半断崖絶壁に建てられたゴンパにたどり着く。ちょっと足元を覗くと緊張する景観だ。標高は3945M。しばしばゴンパは山奥深く、しかも険しい地形に建てられることが多い。ドルパでもそうだったし、タンボチェも何故こんなところにという感じになる。密教とも共通する思想なのだろうか。
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ゴンパからは右手にヤンルン・リ(5630M)そしてその右にドルジェ・パモ(5618M)が見える。そこから右に目を移すと、ゴンパの真正面にタバヤブム(5546M)がある。

午後はのんびりと明日からのメインエベントに備える。

マンルン・ラからは別のトレイルを下ってベディンからのメインルートに戻りナ(4180M)に向かうので、その間必要とする食材とテントを除いた荷物をポーターたちはナまで荷揚げして戻ってきた。

荷物もかなり少なくなったので途中で雇用したポーターはお役御免となり、二人は下って行った。

ベディンでは各家庭で明かりが灯り、場合によっては不必要と思われる明かりも点灯している。ソーラシステムの恩恵だ。カトマンズで長時間の停電でろうそくが必需品になっていることを考えると彼我の差を実感する。

11月8日(日)
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さすがにここまで来ると朝方は寒い。このガオンには女性しかいないのではと錯覚するほど、女性が活躍している。竹籠を背負って枯れ木を集めて冬支度に勤しむ。水汲みしたペットタンクを背負って帰ってくる、決して苦痛とか不快を露わにするというより日常化された行為の営みだ。
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いよいよ今回のメインエベントのマンルン・ラ(5616M)に向かい、国境越えチベット側にあるメンルンツェ(7181M)を望むのが目的だ。トレイルは踏み跡も明確でない。今日はまずハイキャンプを目指す。そこでキャンプをして翌朝マンルン・ラへ。ハイキャンプからしばらく行くと雪に覆われたトレイルになり、クレパスを避けて登ることになる。そのためにザイル、クランポンを持参している。決して難しいトレイルとは言えないが、慎重を期して歩かなければならない。
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マンルン・ラはバリエーションルートでトレッカーが多く入ることはないらしい。8時10分に出発してしばらくはナへのなだらかなメインルートを進む。20分ほど歩いただろうか、メインルートから左へ分岐していよいよハイキャンプへのトレイルに移動する。枯れ草が残っている夏場のカルカで明確なトレイルというより獣道を歩く感じだ。
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左手にはガウリサンカールのレンジが覗く。3914M地点、フラットなところでレストを取る。左手にガウリサンカールのピークが見える。ガウリサンカールはルクラに行く飛行機からよく見える双耳峰でとても象徴的な姿だが、実際は複数のピークから構成されている。ここからはメインピークは隠れていて見えない。
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左手に大きな岩盤が屹立してそこを滝が落ちている。氷が溶けて氷の間を縫ってかろうじて水が落ちている。10時10分ナに向かうトレイルの踏み跡がある。下山時にはそこを下ることになる。
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単調な枯れ草を踏み分けどんどん高度を稼ぐ。10時40分フラットなところでレスト。ここからは左手にトラバース気味に高度を上げていく。
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お粥と梅干し中心の食事なので体力は明らかに低下して気力だけが頼りだ。べディンまでと違ってタフなトレイルだから肉体的には消耗する。11時10分フラットなところでレスト。4280M地点だ。
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11時40分、4400M地点ふたたびフラットな地点でランチになる。当然、ここではクッキングできる状態ではないので持参したおにぎりになる。久しぶりの固形食に不安はあるもののそれしか選択出来ないので思い切って口にする。さすがに早食いの私も口の中でゆっくり咀嚼して喉に送り込む。この地点は広い展望が出来る。
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チェキゴが雄大に聳え立っている。そこから目を左に移し白いピークが僅かに覗いている稜線方面に目指すマンルン・ラがある。

12時40分出発する。トレイルは草地からガレ場と変わり、足場が不安定になる。この先どこで幕営するのか探さなければならない。

14時半、レスト。一息入れていてふと不安がよぎった。相変わらずポーターたちが遅れていることだ。休憩地ならポーターが来なくても問題は起きないが、幕営地でも遅れるようなら設営が出来ない。寒いなか待たされると体温を奪われる。我々はポーターを待たずに4750M地点を通過、ハイキャンプ目指して高度を上げる。

14時20分4800Mのキャンプ地に到着。予想通りポーターたちは視界に入らない。防寒具と云っても歩行時に備える程度なのでウインドブレーカーを着込んで待機する。幸い風はそれほど強くないので体感温度は極端に寒くはないが、背中を丸めて寒さを凌ぐ。ガイド、コックたちはできるだけ平坦な地形を探し、石ころを移動させて平坦な地形を作る。さすがにここでは完全に平坦は無理だし広さも十分確保出来るわけではない。

テントの到着が遅れ、幕営もかなり時間がかかったので、その間寒さと付き合わなかればならなかった。今まではさして支障はなかったものの、ここに至ってポーターの力量不足に不満が爆発することになる。いまさらガイドに文句を言っても始まらないが、嫌味の一言二言を吐くことになる。全員が揃ったのはなんと17時だった。

環境悪いなかの夕飯と就寝となる。就寝前にガイドと明日の行程について打ち合わせをする。一番心配なのは雪のスロープが震災でどんな形状になっているのかだ。計画では明日一日でマンルン・ラまで往復し、このハイキャンプに戻るということだ。しかし、万が一状態が悪い場合には途中でのビバーク装備は持参していないので断念せざるを得ない。

結論は、早朝ガイドとサブガイドが斥候に出て、状況確認をして行動を決めることにした。

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