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挑戦ーマカルー・アラウンド⑦2014/12/5 コンマへ [マカルーからシェルパニ・コル]

12月5日(金) コンマへ

今日までは天候がめまぐるしく変わって決して好天とは言えなかった。さいわい昨晩は満天の星がちりばめられていつもながらヒマラヤでの最高の瞬間だ。ただ13夜の美しい月が出ていたので趣が違う。
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モーニングティーで目を覚まして表に出るとピーカンの好天気だ。久しぶりに強い日射しに安堵した。
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そろそろ野生動物に遭遇できるのではと期待しているのだが、その気配は全く無い。鹿、熊、ダフィー(ネパールの国鳥)が棲んでいるようだが人の気配にナーバスになっているらしい。クンブ地方では高い確率で出会うダフィーだが、当地のダフィーは警戒的だ。ダワさんによればクンブ地方では大事に扱われているのに反し、当地では食材として捕獲される危険があるので人間を怖れているというのが理由らしい。自然界との関わり方でこうも違いが出ることは人類への教訓だ。
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今日はコンマ(3760m)までの予定になる。8時に出発して引き続き急登の連続になる。8時50分にウンシサ(3410m)に着く。ここまで来ると低草木が中心になり、シャクナゲの群生がみられる。9時10分比較的穏やかなトレイルになりホットする。左手前方に雪をいただいたチョムロン(6800m)が見える。
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尾根を目指して急登すると10時突然視界が広がり、素晴らしい景観が展開する。辛い思いで引き返したい気持ちを抑えて頑張る快感はまさにここにある。雲海が下界を覆い、その上を右手遠くに屏風のように連なる尾根が走り、その稜線越えにカンチェンジュンガのピークが見える。雲海は景色に彩りを添えてくれる調味料でもある。日影には新雪が辛うじて残っていたり、霜柱が立っていて、この暖かさとは違った厳しい環境を想起させる。
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_20141205_134802a.jpg(カンチェンンジュンガの遠望)_20141205_134959a.jpg_20141205_135313a.jpg

ラ(峠)はそう遠くない。尾根を先に進むとマニがあって10時10分に到着だ。そこから左手にトラバースした先にコンマのロッジがある。すでに営業はしていない。ここからは尾根に遮られて景観は楽しめない。二人の小屋番だろうか、竹を細く割いて編んでいる。当地では竹が重要な建材になる。屋根を葺くのも壁を作るのも竹材だ。ここが今日のキャンプ・サイトになる。
水場が遠くポーターにとっては地獄で相当の時間を掛けて水汲みをしなければならないが、当然の事とはいえ嫌な顔一つせず運んでくれている。

すっかり雲がかかり、寒さが身震いを呼ぶ。テントに入って寝袋に入り暖を取る。
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コメント 1

ナカチャン

 マカルートレッキングが、いよいよ始まりましたね。半年前のことを思い出しつつ、拝読しています。ダワさんの生家を訪ねる等、ネパールならではの、登山と文化・民族生活の旅ですね。
 メンバーに、サブガイドをダワさんが同行させていますが、私の場合には同行していません。その違いを、詮索しています。
 続編を期待しています。
by ナカチャン (2015-04-05 11:50) 

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