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右傾化する日本.、次の重要な選択は [思いのまま]

前回の選挙で民意を反映していない絶対多数を得て、まるでそれが民意で
あるかのように錯覚して憲法改正へ思いっきり舵を切ろうとしている。
まずは改正を議決するために96条を改正し、民意ではなく安倍首相の思う
ままに憲法を改正しようと企んでいる。

幼児ながら東京大空襲を経験し、今で言えば爆音とサーチライトのPTSD
になっていたのを記憶している。母親が私を背負って行った闇米の買い出し
も強烈な印象だ。私の原点はどうであれ絶対に戦争をしてはいけないと
いう事。その点では一部にはお仕着せ憲法と揶揄する輩もいるが、多少の
問題はあるとしても世界で稀な理想的な現憲法だと確信している。
外交は所詮は理屈ではなく、力関係と友好関係で決まる。その為には
まずはコストのかからない争いを避けるための手段、政策を徹底的に追求
することだ。

憲法改正の声が強くなっている背景には竹島、尖閣問題が影響している
のだろう。その火に油を注いでいるのは慰安婦とか戦争責任を明確に
しない安倍政権の発言に由来していることもある。
中国や韓国が日本人感情を逆撫でしているように見えるが、我々が被害者側
であったらと冷静になればその感情の発露はある意味必然で、当然と思え
なくもない。

最近の安倍政権の発言は戦争責任を敢えて避け、それどころか逆撫でする
発言が多すぎる。その行き着く先は最後は力尽くの決着、戦争でしか結論を
得られなくなってしまうというシナリオだ。それが今回の憲法改正で海外にも
派兵できるように憲法を改正しようとしているのだ。

安倍さん、憲法改正してもあなたは戦場には行きませんよね、自分が行く
つもりで改正する勇気がありますか、と問いただしたい。憲法改正の背景に
ある無責任さは自分は戦争現場とは無関係だという安易な考えが世論にもある。
その結果だろう、日本の根本を変えてしまう今回の憲法改正議論にその世論が
あまりにも無防備であることに恐怖を感じてならない。

現在の日本は世界の中でどう見られているのだろう。右傾化する日本に一番
理解があると思われる米国の識者からも安倍首相の歴史観の歪みに否定的な
見解が出ているらしいし、隣国である韓国、中国にとっては心中穏やかでない
のは云うまでもない。中国はこことばかりに沖縄県の領有にまで言及し始めて来た。

人間は残念ながら先人の精神的遺産を継承は出来無い。学ぶことは出来ても学ぶ本人の
中に内在する本性、領域を越えることは絶対出来ない。芸術を見れば分かる。18、19世紀
の天才、バッハ、モーツアルト、ベートーベンは今でも新鮮に心に訴えてくれるし、その後
彼らを超えられた作曲家はいるだろうか。精神世界はその人の中でしか醸成されない。

この性を乗り越えるために人類は歴史を学ぶことでその欠点を乗り越えようとしてきた。
ところが現実にはしばしばその歴史を看過している。その一例が「失われた20年」の経験が
今や単なる過去として雲散霧消しつつあることだろう。何度と繰り返したバブルの経験を
歴史に学べばある程度コントロール出来ていたはずだ。今まさに同じ事が始まろうとしている。

安倍首相の発想には自分が頂点、歴史に学ぶという謙虚さが全く無いし、しばしば思い
上がりの発想で民を従え、付いてこい式の発想が見え隠れする。民主主義の原点は
民の声を集約するところに始まるはずだ。それが出来無い宰相は危険極まりない。

「美しい日本」「世界から羨ましく思われる日本」「歴史認識の外交・政治問題化望まず
(この点は自己矛盾でしかない。自ら歴史認識を政治の舞台に持ち出しているではないのか)」
の言葉には空虚さが響き、同時に違和感を感じる。先日長島、松井の国民栄誉賞授与式
での振る舞いはまるでヒットラーがベルリンオリンピックでの演説姿にダブったのは私だけの
錯覚だろうか。

このような自己中の発想からは外交面では独走の危険があり、国民にとっては一部の取り
巻きだけが優遇されるシステムを構築していく危険を感じる。

パンドラの蓋を開けることで隣国との対立関係が深まるのを期待しているような政治より隣国を
罵るのではなく、尊敬しあえる関係を構築するのが政治でだろう。争いを求めれば自ずから
軍備費の増嵩に繋がり、本来国民の幸福に使われるべき富が浪費されることだ。ただでさえ
財政危機が問題になっているおり、さらに財政を悪化させるか、あるいは福祉から防衛に財政が
シフトして国民の犠牲が増えることになる。

戦後紆余曲折があったが深刻な歴史的大転換の危機が今日ほど緊迫していたことはないだろう。
有名なタレントや地盤を継承する世襲議員に安易に任せるのではなく、地域利益誘導ではなく、
安定した国益と安寧を真に思う政治家を選ぶことが我々の責任だろう。
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ナカチャン

日本は、豊臣秀吉時代と昭和の時、二度朝鮮を一方的に侵略している。中国国内には、日清戦争を除き、大東亜戦争に侵略戦争を行った。これは、日本の政府御用達歴史研究家がどう歴史を書き変えようが、自虐的と言われようが、事実である。また、「南京大虐殺」は存在しなかった、虐殺された人数を水増ししているが故に信用できない、と批評する一部日本愛国者の言動を聞く度、侵略され、虐殺された側の国民の立場で、歴史認識することの重要性を感じる。
 日本人の殆ど全員が、ナチスの侵略戦争、及びベトナムとフランス・アメリカの戦争を、フランス・アメリカの理不尽な戦争と歴史認識するであろう。日本が過去に行った戦争を、いつの時代でも、その時の愛国政治家・御用歴史家等の主張を鵜呑みしてはならない。
by ナカチャン (2013-06-01 21:58) 

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