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ミーイズム  悲しい日本 [思いのまま]

アジアに行くたびに日本のプレゼンスが確実に後退しているのを実感する。ネパールでは数年前までは中古のトヨタ・カローラが車の代名詞だった。それに代わってインド製のスズキが進出してきた。ところが徐々に現代にシェアを奪われ高い評価を受けるようになっている。街を歩いていると「日本語話せます」、あるいはカタカタで看板が出ている、それが決して不自然ではなかった。日本人が街を闊歩していたから。

ところがこの10月2年ぶりにネパール入りをして明らかな変化を実感した。日本人に会わない、日本語の表現が減った、日本人ですかと聞かれなくなった。時には中国人ですかと言われてしまう。

昨年、日経の交遊抄で「親日国ネパール」で彼らから日本人の誇りを思い出させてもらったエッセイを掲載させてもらったが、確実にそれが色褪せているのを実感される。

そのうえ、経済的プレゼンスの後退だけではなく、精神的世界においても後退しているのを実感する。どこの國より日本が大好き、嘘をつかない、誠実だ、優しい、まじめが彼らにとって日本人の代名詞だった。

1ヶ月にぶりに東京の街を歩いて、そんな日本人はどこにいるのだと思わざるを得ない。電車のドア口でまるでサッカーのゴールキーパーのように立ちふさがり譲らない面々。入ろうとして押そうものなら逆恨み。道でも電車でも公共の場でまるで自分の空間のように我がもの顔でマイペース、携帯を操作しくまり相手が避けるのが当然、本を読みながら流れを妨げる、肩に掛けたバックが相手の肋骨や背中に当たろうが無関心、それを伝えるとお前が避ければいいとばかり怒りの顔。ネパール人に褒められた日本人はどこにいったのだろう。きっとすでに化石化したのかもしれない。

加えてこのような振る舞いをするのは若者と思い「最近の若者は」と言いかねないが、実はいい年をしたおじさんやおばさんも多い。そうか、こんな親だから躾も出来無い、子供を怒れない、そんな情けない親だったら、「困ったものだ」と言われてしまう子供達は責められるのではなく同情されてしかるべきなのかもしれない。
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