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隠された誘導 フクシマ原発 [思いのまま]

この一週間NHKの特番は9.11,3.11そして原発問題に盛り上がっている。その中でフクシマに関連した報道で意外なことを知った。

フクシマは日本で最初の原発建設であった。当時はメーカーであるGEですら未だ十分な商業運転経験がなかった時期である。導入したタイプはマークワンというもので、実は格納容器を経済性を追求して小さくしたことがリスク上問題であるとの議論が米国議会で当時から議論されていたらしい。

しかし問題提起した技術者はその後理由は分からないがGEを去り、いつしか安全性への疑問は消し去られてしまった。当時の関係者ですらそのような事実を知らなかったと証言している。知っていて知らぬふりなら犯罪だし、先端的原発導入というリスクを導入する当事者(とりわけ技術者)がそのようなリサーチを怠ったという極めてさびしい日本の底の浅さを知るのである。

さらに設計上の問題として電源喪失対策として自家発電装置を原発の海側とほとんど同じ条件にある隣地に設置しているそうだ。その点についても米国の技術者は起きうるリスクについて一つのリスクで同時に機能不全になる危険の察知を顧みない幼稚な対応であったと指摘している。東電の元役員からもその点については問題があったと発言があった。

確かにマグニチュード9を超える未曾有の地震は想定外という言い訳が通るとしても、前述した問題は明らかに人災でしかないと言わざるとえない。

この2点についてもっと洞察を持って対応していたら避けられた事故であったように思えてくる。

もうひとつもっと深刻な問題はこのような情報があったにもかかわらず意図的にか意図せざるところか理解できないが、判断を恣意的に目的(政策)誘導のためにコントロールしてきた事実は罪深いと言わざるを得ない。

ここにきて八ツ場ダムの見直し作業をしているが、昨日の議論では再開することの経済性が科学的にあるいは客観的にありということらしいが、それがどこまで正しいのか吟味して透明性の高い政策判断をしてほしい。
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